
はじめまして、このブログの管理人で木葉らんと申します。
私の、かんたんなプロフィールです。

BLOGの掟(おきて)
超初心者の方にわかりやすく、安心してユーザー車検ができるように、1から解説しています
1.ユーザー車検のきっかけ

20代の頃に乗っていたクルマの維持費がバカ高くて、でも「どうしても手放したくない!」という想いから、なんとか安く所有していく方法を考えました。
その頃に乗っていたクルマは、2000ccの4WDでスバルのフォレスターでした。
一目惚れで購入したので、維持費のことなどあまり考えていませんでした…
燃費はリッター6(1リットルのガソリンでたったの6kmしか走行しない)、驚異的な燃費の悪さでした。
はい、しかもハイオクガソリン使用車です。
だから、いつもガソリンを気にしながら乗っていたんですよね。
ガソリンタンクのランプが点灯しても、残り何キロくらい走行可能か計算しながら乗っていました。

若い頃は身の丈に合わないくせに無茶をしてしまい、止められませんでした。
その結果、
- クルマを維持するのが難しくなってきた…
- 手放したくない… でも、売ろうか迷っている…
- 家計のために、クルマの維持費を節約したい…
お金の悩みは増えました。
必要経費だからどうにもならないと諦めて、高い維持費を払い続けていたけれど…
それでもなんとか節約して、乗り続けたいと思いました。
初めて購入した想い入れのあるクルマだったので…やっぱり諦めきれませんでした。
年間のマイカー維持費

クルマを維持することで生活費を削らなくてはならないので、とても厳しくなってきました。
マイカーを維持するために必要な経費は、ざっとこんなものです。
- 車体費用(購入額)
- 自動車税(毎年5月)
- 保険料(任意保険)
- 駐車場代(1か月)
- 車検費用(2年に一度)
- 燃料費(ハイオクガソリン)
- 消耗品費(オイル・タイヤ・ゴム系など消耗品交換)
- 洗車代(青空駐車はすぐに汚れます)
こうして並べてみると、結構あれこれと維持費が掛かってしまいますよね。

マイカーに年間いくら使っているか、考えたことありますか?
クルマのランクや年間走行距離によって、それぞれ違いがあると思います。
また、任意保険の保証を手厚くすれば、経費は高くなります。
どんなに維持費が高くても、住んでいる場所や家庭の事情などでクルマが必要なひともいます。
クルマ離れなんて言ってますけど、大都会の話です。田舎じゃクルマがないと生活できません。
削れる無駄があれば、削ぎ落としてでも継続するしかありません。
でも、すべてをじっくり見直してみれば、クルマの維持費を激減することが可能でした。

当たり前だと思っていた常識は、結構かんたんに崩れてしまいます。
私の場合は、任意保険の車両保証にも入っていましたが、辞めて最低限必要な保険内容に切り替えました。
そして、なんといってもユーザー車検を受けることで、クルマの維持費をかなり抑えることができました。
継続検査で車検を行うには、法定費用(①重量税1500ccの場合②自賠責保険料③検査手数料)が必要になります。

ユーザー車検を行えば、「普通車」は4万6810円 「軽自動車」は2万8130円の最低限の費用で、車検に通すことが可能になるのです。
ユーザー車検を受けてみる

誰でもユーザー車検は受けられます。運転免許があれば…ですけど。
車検は整備工場に勤めていた近所の人に頼んでいたのですが、今思えば車検代行同然でした。
ユーザー車検を始めたのは、「手数料を取られるくらいなら自分で受けてみよう!」と思ったのがきっかけでした。
私の第1回目のユーザー車検は、何が起こったのかあまり覚えていないくらいあっというまに終わりました。

これならもっと早くにやっておけばよかった!
新しい車検証を手にしてそう思ったことだけは、はっきり思い出せます。
なので、「なんでみんなやらないの?」というのが、率直な感想です。
はじめてのユーザー車検で自信が無い人も、付き添って補助してくれる検査員さんがいるので、慌てる必要はありませんでした。
今では補助なしでも、検査ができるようになり… 自分で言うのもなんですが、整備工に勤めている人みたいです(笑)
2.愛車との別れ
新規登録から11~13年超えのクルマは、税金がUPします。
そして11年経過すると自動車税が、13年経過すると重量税が重課税となってしまいます。
乗れるならもっと長く維持していたかったのですが…
燃費の悪さは家計を圧迫していたし、やはりスバル車の水平対向エンジン特有のオイル漏れなど、クルマの傷みも出てきました。
13年目を前にして、いよいよお別れとなりました。


とても大事に乗っていたので、ギリギリまで悩みましたが・・・仕方ありません。
好きなクルマに乗りたいという強い気持ちがあったから、ユーザー車検を受けてここまで維持することができました。
廃車するならタダでは渡さない
そして、ついに廃車することになりました。
同じ廃車をする場合も、選択肢によって「お金を払う人」と「お金を受け取る人」とに分かれてしまいます。
これはどういうことかと言うと、廃車の仕組みを知らないと損をしてしまうのです。
あなたは絶対に損しない賢い選択をしてくださいね。
私ももちろん名残惜しい気持ちをぐっと押し殺しながら、一方では廃車でお札をGETして円満廃車をしました。
車の先祖は「鉄」なので、鉄は立派な資源です。売ればお金になります。
- 廃車で手に入れたお金
- クルマの買取り代金 3万円
- 還付金の合計:15,040円
- ①重量税還付金(2か月分)2,500円
②自動車税還付金(3か月分)10,900円
③自賠責保険返戻金(2か月分)1,640円
合計 45,040円
知らなきゃ損!廃車で45,040円手に入れた方法|3万円と還付金
3.あらふぉーでもユーザー車検を継続中

こんな私もあらふぉーとなりまして、相変わらずユーザー車検を続けています。
車検は2年に一度の継続検査となりますが、2年も経てば感覚が鈍ります。
車検の約1か月前になる頃に準備をはじめて、イメージトレーニングをして臨みます。
➜【図解】ユーザー車検前のセルフチェック16項目|点検内容を詳しく解説
検査場に行ってみると分かることですが、男性と女性の割合は(8:2くらいでしょうか… いや、8:1かもしれません)男性が圧倒的に多いです。
ですが、私以外にも一人で検査コースに入っている女性もいるし、力作業は一切ないのでそもそも性別を区別する内容では全くありません。
なんといっても、ユーザー車検は費用を最低限に抑えられます。

家計を支えるために節約したい人なら、『ユーザー車検はむしろ誰でもできる高額な節約術』なので、絶好のチャンスです。
今後のユーザー車検
地球環境のことを考えると脱炭素が急務となっていて、クルマも電気自動車にシフトしていくことが考えられます。
色々な種類のクルマが増えてくると、法律が変わり車検方法も変化してくるでしょうね。
時代と共にやり方は常に変化していきますが、情報を収集しながら対応していけば良いだけです。
➜【電子車検証】2023年1月からのユーザー車検で変わること
あと、いつまでユーザー車検を受けることができるか、といった年齢の問題も少し考えてはいますが…
車検場に行くと、60歳以上の整備工場から来ているおじさんたちがゴロゴロいるので、まぁ当分は心配しなくても大丈夫だと思っています。
60代でも、男性も女性も、元気な人はたくさんいますので。
先ほども言いましたが、「力作業は全くないのに、なぜこんなにも女性が少ないのか?」不思議で仕方ありません。
常識は自分で作れるものなので、はじめてユーザー車検をする人もそして女性も、ぜひチャレンジしてみてほしいです。
ユーザー車検ってどうやるの?と漠然とした興味からでも、このブログで解説したことがわかれば、あなたもきっとやれるようになるはずです。

そんな想いから、このブログ『超初心者のユーザー車検.com』を立ち上げました。
あなたのユーザー車検デビューを、応援しています!!!
ユーザー車検が丸ごとわかる!
時間がない人は、この記事を読めばユーザー車検の流れが分かります。
じっくりユーザー車検について知りたい人は、こちらからどうぞ。
基礎講座1~4までを読めば、ユーザー車検のことがわかります。