これまでユーザー車検を10回ほど受けた経験のある、アラフォー女の木葉らんです。

ユーザー車検にまつわる、よくある疑問5つについて解説します。
すぐに解決できるので、最後まで読んでみてください。
はじめてユーザー車検にチャレンジしようと思ったけど、わからないこともたくさんあると思います。
私がこれまで10回以上ユーザー車検を経験してきて、感じた疑問や女性ユーザーとしての経験談から解説していきますね。
他のサイトでも情報はたくさんあると思いますが、一般的な回答ではなく実直な感想も織り込んでいきます。
ユーザー車検のよくある疑問5つ
その1 女性・初心者でもユーザー車検はできるの?
その2 ユーザー車検はいつから受けられるの?
その3 ユーザー車検は誰かと一緒にできる?
その4 不合格になった場合はどうすればいいの?
その5 ユーザー車検は何を準備すればいい?

では、さっそく解決していきます!
その1 女性・初心者でもユーザー車検はできるの?


ユーザー車検は、男性がするイメージですけど・・・私でもできるのかしら?

女性でもユーザー車検をする人はいますよ。全然問題ありません。(私はいつもやっていますし)
車検場に行くと、受付などでクルマの登録や変更などの事務処理にきている女性は結構います。
検査コースに並んでみると、実際にちらほら女性もいます。
私がいつも利用する検査場では、割合は男性8:女性2くらいでしょうか。
私がユーザー車検を受けるとき、いつも他にも女性が受検しているので特別な感じはないですよ。
男性が多いのは確かですが、女性だからといって難しい操作があるわけではないので、クルマの操作ができれば何の問題もありません。
車関係の作業服を着た慣れた感じの男性が多いので、最初は不安に感じてしまいますが慣れれば誰も気にならなくなります。
ちなみに、私はいつも私服のジーパンとシャツ・スニーカーといったラフな格好です。
検査の間は乗り降りすることが何度かあるので、できるだけ動きやすい服装にしておきましょう。

はじめてユーザー車検を受けた時は、どんな感じでしたか?

そうですね、やっぱりドキドキして緊張していました。
緊張のせいかあっという間に終わって、『これで終わり?』と。
終わってみれば、『そんなに緊張する必要なかったなぁ』と思ってしまいました。
誰でも同じように緊張するものなんです。
実は、ユーザー車検の検査コースに入る前にハザードを点滅させておくと、検査コース内での補助(サポート)をしてもらえます。

初心者や不慣れで不安な場合は、検査官がついてやさしく案内してくれますよ。
私はこのおかげで、安心してユーザー車検を受けることができました。
最初はスピード感や操作が不慣れなので、自分でやろうとせずに、補助(サポート)してもらってください。
女性や初心者もユーザー車検はできる
- 女性でもクルマの運転ができるのであれば、無理なことは全くありません。
- 検査中はクルマから乗降する機会があるため、動きやすい服装で受検しましょう。
- 初心者など操作に不安な場合は、自分でやろうとせずに補助(サポート)してもらいましょう。
検査コースに進入する前に、ハザードを点滅させておけば検査官が来てくれます。
その2 ユーザー車検はいつから受けられるの?

車検は、満了日の1ケ月前から受けることができます。
あなたのクルマの車検証を見てみると、有効期間の満了する日が記載されています。

例えば、満了日が『令和4年5月1日』となっていれば、1ケ月前とは『令和4年4月1日~5月1日』までになります。
『令和4年5月15日』となっていれば、『令和4年4月15日~5月15日』となり、この期間中に車検を受けることになります。
一番早くて4月15日、ギリギリでも5月15日までに、車検に合格しておかなければなりません。
有効期間は5月だと思い込んで、5月31日まで大丈夫などと思い違いをしないように、必ず車検証を見て日付の確認をしておきましょう。
有効期間の1ケ月前
車検証の有効期間が満了する日を、必ず確認しておきましょう。
1ケ月前とは・・・
例)車検証の有効期間が満了する日が 『令和4年5月15日』 の場合
- 『令和4年4月15日~5月15日』早くて4月15日、遅くても5月15日までに車検に合格しておく必要があります。
有効期間を過ぎた場合は、公道を走行するとができなくなります。(無車検運行という罰則があります。)
つまり、車検場に運転していくことは無理になります。

うっかり車検切れになっていた場合は、どうすればいいのですか?
自走できないので、レッカー車で車検場か整備工場まで移動するか、または仮ナンバーを申請する必要があります。

どちらも、手間と費用の負担になってしまうので、有効期間内に車検を終わらせるように早めに確認しておいてくださいね。
その3 ユーザー車検は誰かと一緒にできる?

検査コース内は、必ず車内に1人で搭乗しなければなりません。
後部座席に付き添いをしてもらう、などということは出来ません。

そんなの当然でしょ!と笑うかもしれませんが、一番はじめの時は不安で誰かそばにいてほしいと思ってしまいました。
あなたが20代だろうと40代であろうと初めての経験なら、覚悟を決めて一人でチャレンジしてみましょう!
余裕で涼しい顔をしている整備服を着たおじさんたちは、数十年もの間にどれほど検査してきたかわからないほど経験しているはずです。
はじめは誰でも失敗しますし、慣れてしまえば難しくありません。
検査コース内はひとり(同乗者は不可)
- 書類の提出などの事務所内は誰といても構いませんが、検査コース内は一人で受検しなければなりません。
- 検査コース内の見学は、複数で誰でも出来ます。

失敗しても「あ~初心者かな」くらいで、誰も気にしていません。
その4 不合格になった場合はどうすればいいの?

はじめてユーザー車検を受けようと思っている場合は、不合格になると思っていたほうがいいです。
はじめからそう思っていたほうが、気が楽になります。
とはいえ、不合格は嫌なものですよね。
でも、不合格になる理由は意外と単純だったりします。
初心者の場合は、検査の操作ミスやライト類のバルブ切れといった単純で確認不足なことが原因で、不合格になることが多いです。
単純なミスは、その日のうちに再検査して合格になることが多いです。
なので、検査中の電光表示器が「×」になったとしても、慌てないで落ち着いてくださいね。
ハンドルを動かしてはいけない場所で動かしてしまったり、パッシングのタイミングがズレたり、ブレーキ検査でタイミングのズレや引きが弱いなど、操作ミスが起きてしまいます。
情報などで知っていても、実際に検査コース内でやってみたらうまくいかないものです。
予防策としては、事前に検査コース内の見学をしておくことと、操作のシュミレーション練習をしておくことです。

ユーザー車検前のシュミレーションは、とても大事です。
当日は緊張してしまうので、自信をもってやれるように練習しておきましょう
【図解説】普通車検査コースの流れと操作手順|実践ポイントを紹介!

単純な操作ミス以外にも、ヘッドライトの光軸がズレていて不合格になりやすいのですが、自分で調整するのは難しいです。
ユーザー車検をする場合は、事前に検査場付近のテスター屋での予備検査を行ってみてください。
予備検査を行っていれば、安心して本番の検査を受けることができますよ。
こちらの記事を参考にしてみてください。
予約なしで行ける予備検査のメリット|初心者ユーザー車検は必須!
その5 ユーザー車検は何を準備すればいい?

ユーザー車検で必要なものは、こちらです。
軽自動車の場合は、加えて納税証明書が必要になりますので注意してください。

1と2はクルマを運転する際に携帯する義務があるため、常に車内にあると思います。
改めて準備するものは、3~5くらいですね。
【2021年以降】ユーザー車検で準備するもの
- 自動車検査証(車検証)
- 自動車損害賠償責任保険証明書(自賠責証明書)
- 費用
- 予約番号(コピーまたはメモでも良いです)
- 納税証明書(普通車は不要・軽自動車は必要)
ユーザー車検までに、1~5を準備しておきましょう。
納税証明書は軽自動車は必ず必要ですが、普通車の場合は不要になります。(※6月は注意)
普通車の場合は、車検時に各運輸支局で納付情報を確認できるため省略が可能です。

ただし、6月に車検予定の場合は必要になるため注意が必要です。
これに関しては、以下の記事を参考にして理解しておいてください。
【自動車税】便利なキャッシュレス決済の種類と方法|車検6月は注意
軽自動車の納税証明書は必須
軽自動車税は各市町村に納付するため、システム化できていません。
軽自動車の場合は、車検時に納付情報を確認できる納税証明書が必要です。
自動車税を滞納していると、車検の受付ができません。
納税証明書は自動車税を収めた証になるので、これがない場合は再交付して手に入れておく必要があります。
【車検に必須】車の納税証明書の再発行方法|軽自動車と普通車の違い
検査場窓口で入手できる無料書類3枚(当日入手可)
- 継続検査申請書
- 自動車重量税納付書
- 自動車検査票
- ※点検整備記録簿(無くても可)
当日入手したら、必要事項を記載します。
事前に書類を完成させておくと、スムーズに検査コースに並べるので、是非やってみてください。
もっと詳しく解説した記事がありますので、以下を参考に記入してください。
\ 普通車の申請書類はこちら /
\ 軽自動車の申請書類はこちら /
まとめ|ユーザー車検のよくある疑問5つを解決


ユーザー車検のよくある質問5つ、を解説してきました。
いかがでしたか?

ユーザー車検は、男女関係なく行えるものなんですね。
知りませんでした。

クルマについて詳しくないのでユーザー車検は無理だと思っていたのですが、興味が湧いてきました。
では、今回の記事のまとめです。
ユーザー車検のよくある疑問5つを解決
Q1.女性・初心者でもユーザー車検はできるの?
- 老若男女、クルマの運転ができる人ならできます。
Q2. ユーザー車検はいつから受けられるの?
- 1ケ月前から受けられます。
Q3. ユーザー車検は誰かと一緒にできる?
- 検査コース内は、一人で受検することになります。
Q4. 不合格になった場合はどうすればいいの?
- 単純な操作ミスの場合は、その日のうちに再検査して合格になることが多いです。
Q5. ユーザー車検は何を準備すればいい?
- 自動車検査証(車検証)
- 自動車損害賠償責任保険証明書(自賠責証明書)
- 車検費用(現金が必要)
- 予約番号(コピーまたはメモでも良いです)
- 納税証明書(普通車は不要・軽自動車は必要)
検査場窓口で入手できる無料書類3枚+α(当日入手可)
- 継続検査申請書
- 自動車重量税納付書
- 自動車検査票
- ※点検整備記録簿(無くても可)

私は、皆さんと何にも変わりませんよ。今はユーザー車検を経験した回数が多いだけです。
あなたも、ユーザー車検できますよ。
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【合格秘訣編】はじめてのユーザー車検|基礎講座4
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