これまでユーザー車検を10回ほど受けた経験のある、アラフォー女の木葉らんです。
たまにクルマを使いたいときにエンジンがかからないと、本当にガックリしますよね。
頻繁にクルマに乗らない場合は、バッテリー上がりを経験する機会が増えてしまいます。

私も何度か経験してしまいました。
バッテリーを充電するための商品はたくさん溢れていますが、正直どんなものを使えばいいのかわかりにくいと思います。
自分で出来るバッテリー上がりの対処方法は4つ。
その1 ブースターケーブルを使って車同士でエンジンをかける
その2 ジャンプスターターを使ってエンジンをかける
その3 バッテリーの交換
その4 バッテリーの充電

普段あまり乗らないクルマの場合は、バッテリーの充電(その4)がおすすめです。

バッテリーが完全に上がってしまった場合に、家庭用コンセントでFULL充電することができます
クルマのバッテリーは自走することで充電されるのですが、チョイ乗りユーザーは長距離の走行をしないので電圧が低下しやすいのです。
たまに運転して信号待ちでエンジンが止まるなんてことにならないよう、事前にFULL充電できるのでオススメです。

いざというときのために、バッテリー上がりの対処法を知っておくと安心です。
- この記事のポイント!
- バッテリ上がりの対処法を解説していきます。気になる『バッテリー充電器』のおすすめ商品と使い方もわかります。
コンセントでバッテリー充電ができる!
チョイ乗りユーザーにはバッテリー充電がおすすめ!

エンジンのかかりが悪くても何回かすればやっとかかる程度なら、そのまま1~2時間自走すればフル充電ができます。
バッテリーが完全に上がってしまったら、クルマのエンジンをかけてもうんともすんとも動きません……。
新しいバッテリーに交換するという手もありますが、まだ使えそうなら捨てるのは勿体ないですよね。
自宅の駐車場でエンジンがかからない場合は、100Vコンセントを使って充電ができるバッテリー充電器が使いやすいです。

家庭用のコンセントで充電できます。
※ココで紹介するTOPERSUNのバッテリー充電器は、残念ながら商品が廃盤になっているようです。
「バッテリーチャージャー」と検索して選べば、他の商品も同じように使えます。
1-1.バッテリー充電器はFULL充電できる
バッテリーが上がってしまったクルマの充電時間は、最低でも30分……

自走してFULL充電するには、2~3時間かかります。
行く当てもないのに、無駄に高いガソリンを使うのは勿体ないです。
それならバッテリー充電器を使って、自宅のコンセントに繋ぐだけでFULL充電ができます。
ただし、時間がかかるので余裕をもって充電する必要があります。
私の場合、完全にバッテリー上がりしてしまったので、FULL充電までに約7時間弱かかりました。

いつの間にか充電が完了していて、放置しても過充電の心配はありません。
それぞれのバッテリーの質や状態で充電時間は変わり、モノによっては長時間がかかることもあります。
1-2.人気のバッテリー充電器『TOPERSUN』

このバッテリー充電器はAmazonの評価が高く、人気の商品です。
最近ではサクラのような口コミもあり、信憑性が低いものもあるのですが……
実際に私が購入して使ったみたところ、商品の満足度は高くオススメしたい商品です。

お世辞なく良かったです!
①こんな人におすすめ!
バッテリーを長持ちさせるための秘策は、定期的な充電です。
毎日通勤でクルマに乗る人や長距離ドライブを楽しむ人は、普段からバッテリーの充電はできるので、敢えてコンセントで充電する必要はないと思います。
ではどんな人に、このバッテリー充電器がおすすめなのかと言うと…
- こんな人におすすめ!
- 『バッテリー充電器が便利!』なのは、こんな人
- 頻繁に乗らないクルマがある
- バッテリー残量を手軽に確認したい
- 長距離運転をしないので自宅で充電したい
いわゆる、チョイ乗りユーザーです。
ところで、バッテリーの交換をしたことがある人はわかると思いますが、

バッテリーを毎回取り外して充電するのは、面倒くさい……ですよね。
このバッテリー充電器は、駐車場にコンセントがあれば、バッテリーターミナルを外さずに充電することも出来ます。
つまりボンネットを開けて、バッテリーを取り出す必要はありません。
赤と黒のクランプをバッテリーのプラスとマイナスに接続して、コンセントに繋げば充電は可能です。(※手順あり)
一軒家なら延長コードを使えば、手軽に充電が可能になるわけです。
マンションの場合は、一旦バッテリーを取り外して自宅に持ち帰ることになりそうですが…。
それでも、コンセントでバッテリーのFULL充電ができるのは手軽だと思います。
②シンプルでかんたん充電器
使い方はシンプルです。
4つのモード選択があるのですが、自動車のバッテリー充電ならオート検知機能があるので特にボタンを押す必要もありません。
クランプをバッテリー端子に接続して、コンセントを差し込むだけで充電ができます。
バッテリーの残量がほとんどない場合は、④リペアモードを使って修復する必要があります。
その時はモードボタンを押して選択するのですが、ボタンを押すだけで充電が開始されるのでかんたんです。
- 4つのモード選択
- オート検知機能で、12Vまたは24Vの電圧検知と電圧の自動調整をします
- 『自動車モード』➡ 普通自動車12Vやトラック24V等に使用。
- 『AGMモード』➡ 主に欧州車に使われてるAGMバッテリーに使用。
- 『オートバイモード』➡ スクーターや自動二輪に使われてる小型バッテリーに使用。
- 『リペアモード』➡ 経年劣化やサルフェーションをおこして劣化したバッテリーを修復するときに使用。

手順を理解していれば、難しい操作は一切ありません。
③やってはいけない充電
バッテリーの充電の対象は、自動車のバッテリーとして広く使われる鉛蓄バッテリーです。
電極に鉛を用いた、二次電池(充電池または蓄電池と呼ばれる)の一種です。
使用前に取扱説明書をよく読んで、十分理解してから使用してください。
- 注意事項
- 重大事故にならないよう、注意事項の確認をしてください。
- 火の気がないところ、風通しの良い所でご使用してください。
- ニッカドバッテリー・ニッケル水素バッテリー・リチウムバッテリーの充電に使用しないでください。
- 一次電池(アルカリ電池、マンガゾ電池など)に充電しないでください。
- 落下しやすい場所・高温で直射日光が当たる場所・振動の多い場所・塩害やホコリの多い場所・化学ガス害を受ける場所で使用しないでください。
- バッテリー本体の温度が体温より温かい時は、冷ましてから充電を開始してください。
1-3.バッテリー充電器の使い方
それでは、バッテリー充電器の使い方を解説していきます。
かんたんな操作ですが使い方を知らないと充電できないこともあるので、これから説明する内容に目を通してください。
①バッテリー残量の確認
まずはコンセントに電源を入れずに、バッテリーの残量(電圧)を確認します。
赤のクランプをバッテリーのプラス(正)極に、黒のクランプをバッテリーのマイナス(負)極にそれぞれ挟んで接続します。

間違った接続をすると、画面に「EF-O」と表示されます。
自動車用鉛バッテリーは標準で12Vです。バイクやトラックの電圧にも自動検知します。
電源を入れていない状態でバッテリーの状態を追跡し、充電する必要があるかどうか確認できます。
例えば新品のバッテリーを購入した場合、見た目は新品でも実際に電圧を測定してみないと充電されているかどうかわかりません。
工場から出荷されて手元に届くまでの間に、自然放電されてしまうためです。
Panasonicのカーバッテリーを、Amazonで購入しました。
下の写真のように、さっそく充電状態を測定してみます。

まだこの時は、電源をコンセントに差し込んでいません。(充電はされていない状態)
クリップを両極に挟むと、本体の液晶が映し出されます。
電圧は12.6Vで、80%充電されている状態でした。
一方、バッテリーが上がってしまってエンジンがかからなくなったバッテリーの場合は……

液晶に反応がありません。OFF状態です。
②バッテリーの充電
電源をコンセントに差し込めば、充電器が作動しバッテリーの充電が始まります。
バッテリーが完全に充電されると自動でOFFになり、繋いだままでも過充電の心配はありません。
画面の表示が「FUL」となっていたら、FULL充電(100%)されたことを表わしています。


既に80%充電されていたので、30~40分後にはFULL充電されていました!
③修復モード(Repair)
完全に電気不足になってしまったバッテリーは、通常モードではなく修復モード(Repair)で充電します。
MODEと書いてある指紋認証のようなマークを押すと、モードの切り替えができます。
押すたびに「ピッ!」っと、やや大きめの音がなります。
通常は何もしなくても自動で電圧を探知してくれるのですが、今回のような修復が必要な場合は手動で選択する必要があります。

液晶画面の、「PUL」は修理を意味し「FUL」は満充電を意味します。
モードの切り替えをすると充電が始まりますが、修復3時間後に通常モードに手動で切り替えます。

これを知らないと、いつまでも終わらない可能性があるようです。
通常モードに切り替えてからはひたすら充電されていて、終わるまでに6~7時間程度かかりました。
- 充電にかかった時間
- およそ6時間~7時間の間
- 充電開始➜10:09 修復モード(Repair)
- MODE切替➜13:00 通常モード(CAR)
- FULL充電➜16:55
何度か確認して見ていたのですが、気が付いたらFULL充電されて自動停止していました。

修復モードの時間はかかりますが、シンプルで使いやすかったです。
④使う時間と騒音

思ったより動作音がするので、夜は使えない……
こんな口コミもあったので、どれくらい騒音がするのか気になっていました。
スマホアプリの『騒音測定器』を使って、動作音を測定してみました。


個人的には、うるさいと感じる音ではまったくないですね…
エアコンや扇風機のような、一定の動作音と似ていました。
玄関の土間で充電をしたのですが、部屋にいても音は聞こえないので終了したこともわかりませんでした。
屋外の駐車場などで使用する場合は、夜の静まり返った時間帯は音が響く可能性があるので避けたほうが無難です。
昼間なら、問題ない程度の動作音だと感じました。

『MODE』選択をするときの音が大きいので、そこだけ注意です。

バッテリー上がりの対処法
自宅の駐車場でのトラブルならまだいいのですが、出先でバッテリーが上がってしまうこともあります。
信号待ちで突然エンジンがかからなくなってしまったら、もうパニックですよね。

外出中のトラブルは、緊急に対処しなければなりません。
その時の状況に応じて、バッテリーの充電の対処法は異なります。
2-1.ブースターケーブルでエンジンをかける
バッテリー上がりをしたら、ブースターケーブルを使う対処法が一般的でした。(今は時代の変化もありつつですが…)
故障車とは別の、援護車が1台必要となります。
ブースターケーブル自体が安い商品なので、一番手軽にできる点が人気の理由です。
クルマのトランクにひとつ入れておくと、いざというときに助かります。
ですが今は、緊急時にすっ飛んで駆けつけてくれる人や、立ち止まって助けてくれる暇な人はあまりいませんよね……
できれば誰にも迷惑をかけずに、早く自力で解決できるほうがいいです。
備えていればそれも可能になりますので、無理なことではありません。

備えは必要です!
2-2.ジャンプスターター
最近ではジャンプスターターを使う人が増えていて、先程のブースターケーブルでは必要だった援護車が不要なので人気です。
まさに自力で解決したい!という人向けですね。
ジャンプスターターはエンジンの始動を助けるもので、クルマのバッテリーの充電は出来ません。
エンジンが始動したら、あとは自走して充電します。
また、機器の充電が50%以上無いと正常に働かない場合があるようです。
ずっとクルマの中に放置したままでは充電が減ってしまうので、いざというときに使いたいなら定期的に充電しておく必要があります。
バッテリーが内蔵されているので、スマホの充電やライトとしても使用できます。
いざという時のために、定期的な充電が必要です。
2-3.バッテリーの交換
バッテリーにも寿命があります。
バッテリーを新しく交換すれば、確実にエンジンを始動することができます。
バッテリーはネットで購入することになると思いますが、軽自動車のバッテリーであれば安いのでそのほうが早いです。
交換手順を間違わないようにすれば、5~10分程度で交換が完了します。
- バッテリーの交換手順
- 『マイナス端子から始まり、マイナス端子で終わる』
- バックアップ電源を確保する
- バッテリーのマイナス端子を取り外す
- バッテリープラス端子を取り外す
- バッテリーのステーを取り外す
- バッテリーを交換する
- バッテリーのをステー取り付ける
- バッテリーのプラス端子を取り付ける
- バッテリーのマイナス端子を取り付ける
バッテリー端子の取り外しや取り付けには、一般的には10mmのレンチが必要です。

プラス端子と車体やマイナス端子を接触させないようにします。ショート(短絡)すると、異常発熱し破損や火災の原因になります。
カーバッテリーの交換は一度やってみると、「これからは自分でやろう!」と思えてくるはずです。
ですが、安全のために感電しない予備知識が必要です。
Panasonicのカーサポート

しっかり理解してから、実践してくださいね。
バッテリー本体を横に倒すとバッテリー液(希硫酸)が液漏れし、金属を腐食します。素手で触ると火傷または炎症をおこします。
業者を呼ぶ前に確認すること
自分で出来ない場合や、外出先での緊急時は対処できないことも多いですよね。
そんな時は慌てずに、専門業者に依頼しましょう。
3-1.加入保険の確認をする
まずは加入している任意保険会社に電話してください。
基本的には無料のロードサービスがあることが多いため、バッテリー上がりなら付随しているはずです。
任意保険に入っているのに最初にJAF(日本自動車連盟)に連絡しようとする人がいるのですが、JAFは有料です。
作業内容は少なくそんなに時間も掛からないので、落ち着いて業者の到着を待てばすぐに走行できるようになります。
バッテリーの充電が少なくなっているので、自走して充電するか新しいバッテリーに交換しておくと安心です。
3-2.JAFを呼ぶ
任意保険の連絡先が不明だったり最終手段として確実なのは、JAFに連絡することです。
年間会員ならば無料でロードサービスを利用できることが多いのですが、会員でない場合は費用は割高です。
詳しい内容は、こちらご覧ください。
クルマの困った!に備える
まとめ

自分で出来る『バッテリー上がりの対処方法』を4つ紹介してきました。
その1 ブースターケーブルを使って車同士でエンジンをかける
その2 ジャンプスターターを使ってエンジンをかける
その3 バッテリーの交換
その4 バッテリーの充電
バッテリーの充電方法はそれぞれ特徴があるので、あなたにとって最適な道具を準備しておくと安心です。
外出時の急なバッテリー上がりには、ブースターケーブルまたはジャンプスターターがあると助けになります。
ただし、ブースターケーブルを使うなら救護車が必要になり、ジャンプスターターはこまめに充電していないといざという時は役に立たない可能性もあります。
どうにもならないときは、任意保険のロードサービスを利用しましょう。
保険証券のコピーは、いつも車の中に入れておくと安心です。
中でも、チョイ乗りユーザーにとってはバッテリー上がりがネックとなり、悩みの種でもあります。
『バッテリー充電器』があれば、コンセントでかんたんにバッテリーのFULL充電ができるのでおすすめです!

ここで紹介した商品は廃盤なので、他の商品を紹介します。
【KYPLAZA】 バッテリー充電器 車 12v 24v パルス充電対応
海外製の輸入製品の中でも、「良い品を低価格で」を掲げているKYPLAZAです。
【エーモン】 OGC バッテリーチャージャー 充電器
兵庫県に本社を置くおなじみのエーモン工業の商品です。
ディープサイクルバッテリー対応
【ATian】 10アンペアバッテリー充電器(急速充電器)
8アンペアまたは5アンペアの自動充電器よりも、高速に充電します。